アルピニスト。1973年8月21日、アメリカ・ボストン生まれ。34歳。
高校時代に故・植村直己氏の著書『青春を山に賭けて』に感銘を受け、登山を始める。
1999年、エベレストの登頂に成功し、7大陸最高峰世界最年少登頂記録を25歳で樹立。
2000年からはエベレストや富士山での清掃活動を開始。以後、全国の小中学生を主な対象とした「野口健・環境学校」を開校するなど積極的に環境問題への取り組みを行っている。
また2007年12月には大分県にて開催された「第1回アジア・太平洋水サミット」の運営委員として、「温暖化による氷河の融解」を取り上げる先導役を務め、各国元首級への参加呼びかけた。現在は、清掃活動に加え地球温暖化による氷河の融解防止にむけた対策に力を入れており、G8北海道洞爺湖サミットに向けて政府に対し現場の状況を訴える等、精力的に活動を行っている。
主な著書に『確かに生きる〜10代へのメッセージ〜』(クリタ舎)
『あきらめないこと、それが冒険だ』(学習研究社)
第53回青少年読書感想文全国コンクール課題図書『落ちこぼれてエベレスト』(集英社)などがある。